何か人前で発表をする時、大事な試験の時、新しい所や旅行先にお出かけした時…などにお腹の調子が優れなくなることはありませんか?!
実は腸と脳が大きく関係していることが原因なのです!!!




何か改善策とかあるのかな?!
脳と腸は神経で繋がっていて、脳腸相関というネットワークを介してお互いに情報を交換しあっています。なので、ストレス等を感じると、その情報が腸に伝わり、腸の動きに異常が起きてしまうのです。
今回は、腸と脳の関係について解説していきます。
腸の役割・働き
実は腸は、つい最近まで未知の臓器でした。
でも、技術の進歩によって謎が解き明かされてきているんです。
まずは腸とはどんな所で、どのような働きをしているのか見ていきましょう!!!
①吸収・消化
テニスコート1面分に匹敵する大きさがある腸は、この大きさを活用して、栄養成分を効率よく吸収・消化しています。
②免疫細胞
腸に入ってくるのは食べ物だけでなく、目には見えない細胞やウイルスが食事や接触によって、体内に入ってくるのです。
なので、入り口となる腸はこれらの病原体から体を守らなくてはいけません!!!
そこで仕事をするのが免疫細胞になるのです。
実は、全身の免疫細胞の内の約6割が腸にいます。
腸内に病原体が来ると、免疫細胞が危険を察知・報告し、他の細胞が抗菌作用の物質を出して、撃退するのです。
③他の臓器との連携
腸は体内の他の臓器と複雑なコミュニケーションをとり、連携し繋がっています。
食べ物を消化を消化する際に通過する、胃などの臓器はもちろんのこと、一見遠くに位置する心臓や肺も自律神経を通じて、密接な連携をとっているのです。
このように、それぞれの臓器の機能のバランスを整えるよう常に働いています。
④第2の脳
様々な臓器と神経を通じて繋がっていると、前述しましたが、臓器だけでなく脳とも連携をとっているのです。
まず腸には約1億個の神経細胞が存在しています。
それは、脳の次に多い数なのです。
しかも、腸の働きは脳に指示をされなくても、独自に判断し働くことができます。
なので第二の脳とも呼ばれているのです。
腸と脳は神経を通じて繋がっています。
脳腸相関というネットワークを持っていて、お互いに情報交換をすることができるのです!!!
腸の情報は脳に伝えられ、そこから体の様々な所に影響を及ぼします。
脳腸相関
旅行先や外出先でのお腹の便秘、緊張した時の腹痛などの症状は不慣れな環境や失敗できないという状況を脳がストレスだと感じ、自律神経が乱れて起きるのです。
交感神経が働きすぎると
腸の動きが悪くなり、便秘になります。
この状態が長く続くと、悪玉菌が増加し他の体の不調を招く恐れがあるので、リラックスをし交感神経の働きを抑えることが大切です。
副交感神経が働きすぎると
腸の動きが活発になり、下痢になります。
ストレスを溜めないように心掛け、また体を冷やさない食生活を送ることが大切です。
まとめ
脳と腸は密接に繋がっているので、脳のストレスは腸に伝わり、また腸の不調が脳に伝わり…というお互いに影響しあい悪循環が起きてしまいます。
改善するには、自分のリラックスできる方法で脳のストレスを解消するか、食事の方法を改善するかを試してみたり、また病院・薬に頼ってみるのも方法の一つでしょう。
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