健康な腸、良い腸内フローラとは、多くの種類の腸内細菌が存在していることです。
腸内細菌の種類が多いほど、腸のバリア機能が高くなり、外部から入ってくる細菌やウイルスに対して免疫力が強くなります。
すると、風邪などの病気はもちろんのこと女性特有の生理痛やむくみ・冷え性などの体の不調を回避することができるようになるのです。
その為に、まずは何を行えば良いのかというと1日に多くの食品数を摂ることが大切になります。
善玉菌が育ちやすく、私たちの腸の味方をしてくれる食品は4つあるのです。
- 発酵食品
- 水溶性食物繊維
- オリゴ糖
- EPA ・DHA
その中で、今回は4のEPA.DHAについて解説していきます。
なんだろう?!
気になるね!!!
EPA.DHAについて
EPA…(エイコサペンタエン酸)
人間の脳内にはほとんど存在せず、また体内でもほぼ作ることができない物質です。
血液をサラサラにするなどの効果があります。
DHA…(ドコサヘキサエン酸)
人間の脳や目の網膜の脂質成分で、脳にとても多く存在し、また栄養素として働くことができる数少ない物質です。
1980年代頃に、日本の子供の知能指数が高いのはDHAを摂取しているからでは?という研究が注目されました。
成長期に脳が大きくなる時、脳の構成成分であるDHAは重要であると考えられているので、子供にはDHAがおすすめされているのです。
EPA.DHAの特徴
人の体内ではほとんど作ることができない必須脂肪酸の一種で、腸の炎症を抑え、善玉菌が増えやすい腸内環境に整えます。
イワシやサバ青魚など脂の乗った魚に豊富に含まれており、潤滑油として便の通りをスムーズにする効果もあるのです。
抗酸化作用でがん予防に効果があり、血栓を出来にくくする為、脳梗塞の予防にもなります。
主な食品
旬の魚は脂が乗って栄養豊富です。では、どんな魚や材料に成分が含まれているか見ていきましょう。
あじ (春〜初夏)
カリウムが含まれているので、体内の余分な塩分を排出しむくみの解消にも効果があります。
さば (秋)
含まれている亜鉛には、細胞を作り成長を促す働きがあり、美しい肌や髪を保つ効果があるのです。
さんま (秋)
良質な脂質はアンチエイジングやダイエット、メンタルの健康にも効果があります。その他にも、タンパク質、ビタミンミネラルがたっぷりと含まれているので、健康や美容面に期待ができ、旨味成分もしっかり入っているので、おすすめです。
イワシ (秋〜冬)
100を超える程に種類が多く、それぞれによって旬の時期が異なります。
EPAは薄毛にも効果があるようで、細くなった髪のボリュームアップに期待ができるのです。
ぶり (冬)
タウリンが含まれているので、疲労回復効果が期待出来ます。
マグロ
種類が多く、産地によって旬が異なります。食べれる部位も多くあり、高たんぱく低カロリーな食材です。
ウナギ (秋〜冬)
ビタミンが豊富に含まれていて、夏バテや食欲促進、疲労回復ができる、スタミナ食材になります。
カツオ (春・秋)
高タンパク低脂肪のヘルシー食材なんです。鉄分豊富で、貧血予防にもなります。
鮭 (秋〜冬)
抗酸化作用が非常に高く、免疫力を高め腸内の炎症を抑える働きがあるのです。がんの予防に効果が期待出来ます。
アマニ油
腸内の動きを活発にしてくれ、排便を促すのです。また、摂取することで血流も良くなります。
まとめ
食べ馴染みの食材が多く、気軽に毎日の食事に取り入れることができそうですね。
新鮮な旬のお魚が効果的ですが生魚だけでなく、実は缶詰の商品もおすすめです。
実は皮や青魚の缶詰の汁にも多く栄養が含まれていますよ。
缶詰やアマニ油をサラダに加えたり、食品にひと掛けするとお料理の幅が広がりますね。
健康に良いことづくしなEPA・DHAを摂取できるよう心掛けたいですね。
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