今回から腸活に必要な3つのポイントの睡眠・運動・食事をそれぞれ回を分けて解説してきます。
初回の第1回目は睡眠についてです。
前回の投稿で、睡眠中にも腸は動いて食物を消化していること、そこで腸の働きを良くする為には質のいい睡眠が必要ということを知ることができたと思います。
ここで質問です!!!
そもそも質のいい睡眠ってどんな睡眠だと思いますか⁈
たくさん睡眠時間を取れれば、質のいい睡眠になるのでしょうか?
違うんじゃないかな?!
今回は、そんな気になる睡眠時間と腸内環境について解説していきます。
質のいい睡眠
質のいい睡眠とは寝付きが良くぐっすりと眠れることをいいます。
睡眠はただ体を休めるだけではなく、脳や体に大きな影響を与える等、役割が多くあるのです。
質のいい睡眠の目安の時間とは?
睡眠時間が長ければいいというわけでもないようです。
適切な睡眠時間は年齢によっても変化します。
個人差はありますが、1日の目安時間
- 成人の場合は7〜8時間
- 65歳以上は6時間
- 10歳までは8〜9時間
というように、年齢によって必要な睡眠時時間は異なります。
また、季節によっても異なり、日照時間の長い夏は睡眠時間が短く、日照時間が短い冬は睡眠時間が長くなるのです。
睡眠時間が短いと腸内環境はどうなる?
睡眠時間が短いと腸内環境の悪化に繋がります。
夜寝ている間にも腸は活動を行う為、睡眠時間が減ると腸が活動を行いにくくなるのです。
すると排便がスムーズに行えず、便秘や下痢が起きやすくなります。
また他にも腸内環境が悪化して体の不調が出てくるのです。
そしてメラトニンも分泌されにくくなり、更に睡眠の質が下がるという悪循環になります。
※メラトニン・・・睡眠・覚醒のリズムを整え、体内時計を正常に保つ等、体の機能を調節する要素の1つです。
寝てるはずなのに腸内環境が良くない気がする…そんな時は?!
睡眠時間をとっているのに何だか「スッキリしない…」
そんな人は、睡眠ホルモンであるメラトニンを
合成するのに必要なセロトニンを作り出す為の栄養素が不足しているか、
その栄養素を吸収し、セロトニンを合成する為の腸内環境が整っていない可能性があります。
※セロトニン…人間の精神面に大きな影響を与える神経伝達物質。レアルアドレナリン・ドーパミンと並び体内で特に重要な役割を果たす3大神経物質の1つです。セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れたりします。
セロトニンを作り出す為には?
腸でセロトニンを作る為には、
- 炭水化物
- 魚
- 肉
- 卵等に含まれる
ビタミンB6を摂ると良いです。
しかし腸内環境が乱れていると、これらの栄養素を摂取しても吸収される量が減ってしまう為、セロトニンを作りにくくなってしまいます。
作りやすくする為には、腸内環境の力が必要不可欠です。
質のいい睡眠の為にも、健康的な腸内環境を保つ必要があります。
まとめ
十分な睡眠と腸の健康このどちらもが質のいい睡眠・腸内環境づくりに影響を与えています。
しっかりと休息を取ることも大切です。
規則正しい生活リズムで、しっかりと睡眠を取るようにしましょう!!!
また睡眠の質を高めるには、リラックスして過ごせる環境を作ることも大切です。
お部屋を好きな香りにしたり、肌に触れる寝具やパジャマを肌触りのいいものに替えるだけでも、違いますよ。
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