健康づくりや病気の予防、ダイエット・美肌づくりなどの色々な分野の自己メンテナンスにおいて重要になってくるのが水ですが、実は腸活をする上でも欠かせない品なのです。
でも、ただ水分を沢山摂取すればいいという訳でもなく…多く飲みすぎると体が冷えてしまったり浮腫んでしまったりと良くないことも…
浮腫むのは嫌だよね…
水について
まずは、何故水分を摂ることが大切なのか、体内でどのような働きをしているのか解説していきます。
体の中には
私達の体は、60~70%が水分で出来ているのです。そしてこの内の1~2%が減少すると、
めまい・体のだるさ等の
脱水症状が起こります。
水分量は性別や体型によって異なり、また年齢を重ねるごとに減少するのです。
乳幼児期には75%あり、老人では55%にも下がります。
そして私たちは日常の生活を送っているだけで、
1日に2~2.5ℓもの水分を失い、更に運動時には1時間に2ℓもの水分を使用しているのです。
ちなみに体内にある水分は、
- 筋肉や血液を動かす働き
- 体温調節
- 老廃物を促す
などの役割があります。
これを聞くと運動時の水分補給は勿論、普段の生活の中でも失う分を補給しなくてはいけない大切さが分かりますよね。
喉が渇いたと感じる頃には、体内の水分量は減少していることが多いので、こまめに意識して飲むのを意識すると良いそうです。
水を飲むメリット
水を正しい方法で摂取すると、体にとって嬉しい様々な効果があります。
①血流が良くなる・生活習慣病の予防
血液の約9割が水分です。なので、
血液には糖質や脂質・塩分を排出する役割があり、流れが良くなると糖尿病や高血圧などの生活習慣病やその他の脳や心臓の病気の予防・役立つのです。
②新陳代謝UP/冷え・むくみの改善/美肌効果
血の巡りが良くなると、温かい血液が全身に行き渡るので、体が冷えません。
また栄養や酸素が運ばれることで、新陳代謝が良くなります。
すると、発汗・利尿作用が高まりむくみの改善にもなるのです。
老廃物が流れやすくなることで美肌効果も!!!
代謝が上がると、エネルギーを多く消費するのでダイエット効果も期待できるのです。
③便秘を防ぐ
水分不足になると、便も固くなってしまい排出されにくくなってしまいます。
便秘になることで、その他にも腹痛や吐き気など他の症状も出てくるのです。
腸の動きを弱めない為にも、水と食物繊維を共に摂ると効果が上がります。
④食べ過ぎの予防
食事の前や食事時にもこまめに水分を摂取することで、満腹感が得やすくなり、食べる量を控えることができるのです。ついつい食べ過ぎてしまう人は、是非お試しください!!!
⑤リラックス効果
水に含まれる、カルシウムとマグネシウムには鎮静作用があると言われています。
なのでストレスがかかった時に、交感神経の働きを抑えてくれ、自律神経が整うのです。
緊張した時やイライラした時、一杯の水を飲むことで気分が落ちつきますよね。
また、自然にある川・海などを見たり、音を聞くと不思議と穏やかな気持ちになります。お風呂や温泉も同様に水は人を癒す力があるようです。
便について
水は私達の体内に多くあり、摂取することで心も体も健康に過ごせていることが分かりました。
水を飲むメリットの中の1つに便秘改善がありますが、実は下痢も改善できるのです。
体内に水が多く含まれているように、健康な便は80%の水分で出来ています。
お腹の調子の整った理想的な便をつくるには、水の選び方が大切になってくるのです。
お水には軟水と硬水があるのをご存知でしょうか?!
この2種類の水をお腹の体調によって使い分けることで、腸の動きを変えることができるのです。
下痢の時には軟水
日本で一般的に飲まれており、まろやかな軽い口当たりです。
ミネラルやカルシウム・マグネシウムが少ないので、体への吸収が良い。
胃腸に優しく、負担を掛けずに便を排出することができ、下痢気味の人におすすめです。
便秘の時には硬水
主にヨーロッパで飲まれていますが、日本でも買うことは出来ます。
重い口当たりで苦味があり、飲みにくいと感じることも…..。
ミネラルが多いので、腸の中に水分を保ちやすくなり、便を柔らかくしてくれます。
便秘気味の方におすすめです。
普段何気なく飲んでいるお水を、一度体調に合わせて使い分けてみるのはいかがでしょうか?!
まとめ
水には多くの役割があり、私たちが心も体も健やかに生きていく為には切り離せない大事な品であることが分かりました。
1日の生活の中で、
食事時には果物や野菜などの食品からも摂取し、
食間には喉が乾く前に常温の水をこまめに補給することが大切です。
少しずつ日々の生活を意識することで、無理なく腸を整えて健康な生活を目指しましょう!!!
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