私達の生活とは切り離せないものの一つが
食事。
それは勿論万国共通で世界各国それぞれに様々な文化や料理があります。
日本にも
和食
があり、なんと文化遺産に登録されているんです!!!
食の文化遺産は7つしか存在せず、日本の以外の国は
- フランス
- 地中海(スペイン・イタリア等の地中海沿岸)
- メキシコ
- トルコ
- グルジア
- 韓国
の国から伝統的な料理が挙げられています。
でも、和食ってなんだろう?!
その他にもたくさんの国で、色々な料理がありますが、
やはり私達日本人が1番多く口にする機会があるのは和食ではないでしょうか?!
和食と一言に言っても、格式のあるものだったり
- 寿司や天ぷら
- すき焼き・しゃぶしゃぶ
- うどん・そばなど
普段から食べ慣れている身近なものまで種類が多くあるのです。
そんな種類や品数の多い和食ですが、
基本は一汁三菜で考えられており、
- ご飯を主食として
- 1つの汁物
- 3つのおかず
でバランス良く栄養を摂れるように組まれています。
主食となるご飯も、白飯として食べるのではなく
炊き込みご飯などの調理方法を変えたり、
白米だけでなく、異なる精米方法にしたり、
穀物を混ぜたりと様々な楽しみ方があるのです。
今回はそんな奥が深い和食の主食
お米について解説します。
世界にあるお米の種類
まず初めに、お米は日本だけのものではなく、様々な地域でそれぞれ異なった種類のものを育てられているのです。
世界にあるお米の種類は大きく分けて3つあります。
①ジャポニカ米
稲の種類…
日本型と呼ばれるイネから採れていて、日本でも主に食べられている。
生産地…
日本だけではなく朝鮮半島・中国東北部・ヨーロッパの一部などで主に作られています。
最近では、輸出用にオーストラリアやアメリカでも作られている。
食べ方…
他国でも日本と同じように炊いて食べるのが主流。
形状…
短く丸みのある形状をしています。
特徴…
世界での生産量は約2割。
加熱すると粘りとつやが出る。
甘さがあり、そのまま食べることができます。
インディカ米
稲の種類…
インド型の稲から採られていて、タイ米とも呼ばれているのです。
生産地…
中国の中南部、タイ、ベトナム、インド、マレーシア、バングラデシュ、フィリピン、アメリカ南部等の広い地域で作られています。
食べ方…
麺類等の様に茹でる湯どり法が、美味しく食べれる方法。
そのままだとパサパサするので、味の濃いおかず等と一緒に食べるのが主流です。
その他にも、インドカレーやピラフ・パエリヤ等の料理に適しています。
形状…
細長い粒の形をしているのです。
特徴…
世界で最も生産量が多くお米の約8割を占めていて、また多くの人にも食べられています。
粘りや甘味がなく、あっさりとした味わいです。
ジャバニカ米
稲の種類…
ジャワ型と呼ばれる稲から採れています。
生産地…
ジャワ島やインドネシア等のアジアの亜熱帯、イタリア、スペイン等の中南米で栽培されているのです。
食べ方…
主にパエリアやリゾットに使われます。
地域によって調理法は様々で、炊いたり、炒めたり、茹でたり、煮たりと調理法は異なります。
また肉料理の付け合わせとして米を食べることもあるそうです。
形状…
粒は幅は広く、やや大きめな形状をしています。
特徴…
生産量が少なく、手に入れるのが難しい。
現在日本では栽培されていないが昔は、泡盛の原料に使われていたようです。
遺伝子がジャポニカ米と似ている為、ジャポニカ米の一種とも考えられています。
しかし食べると、ジャポニカ米・インディカ米それぞれの間をとっている粘り気や味わいがあるそうです。
まとめ
私たちが普段食べているお米とは別に、2つの種類のお米があること
そして世界規模でみると最も有名なのが、インディカ米であることに驚きます!!!
ですがやはり和食を食べる上では、ジャパニカ米が食事と合いバランスよく食べれるそうですよ。
それぞれの地域のお米によって特徴や味が異なるので、
作るものや目的によってお米を使い分けてみると普段と違った食事を楽しめます。
お買い物に行った際に、是非探してみて下さい。
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