あなたは毎日どんな食事を食べていますか?!
- 和食
- 洋食
- イタリアン
- 中華
- フランス料理
- 韓国料理
- タイ料理
など様々なジャンルの料理があり、現地に行かなくても様々な国のものが食べられますよね。
でも、そんな選択肢が多い世の中で毎食の食事を
「何を食べようか…」と楽しく考えられる時もあれば、
気分が乗らない時…等様々な場面が訪れることもあります!!!
しかし人が一生の内に食事をする回数は、勿論無限ではなく約90000回と言われているのです。
長い人生で考えるとこの回数が多いと捉えるか、少ないと捉えるか人それぞれだと思います。
できれば、好きな物だけを食べて生きていきたい所ですが、
健康に生きていくには体が資本なので、そうもいかないのが現実…
今日〇〇を食べたから健康になる・痩せる・太るなんて急激な変化は殆どありませんが、何事も日々の積み重ねが大事になるのです。
その日々の繰り返しが、自分の体を健康にも不健康にすることができます。
そこで今回は、知らず知らずの内に体の不調を招いてしまっているかもしれない
身近な存在である
小麦粉〜グルテン〜について説明します。
小麦粉とは
まず初めに小麦粉は、小麦から長い製粉の工程を経て作られているです。
薄力粉・中力粉・強力粉などがありますが、これらは小麦粉から作られていて、
グルテンの量や質によって呼べ分けられています。
実は私達の食生活の中に、小麦粉は多く登場しているのです。
例えば
- 強力粉→
パン・ピザの生地・餃子の皮 - 中力粉→
うどん - 薄力粉→
ケーキやクッキーなどのお菓子・天ぷら
などの様に、食べる機会の多い食品ばかり!!!
そんな小麦には、グルテンという成分が含まれています。
この成分が私達の体の不調を起こしているかもしれないのです。
もしかして最近よく聞くグルテンフリーってこのこと?!
グルテンについて
次にグルテンとは、小麦粉と水をこねることで、できます。
料理に使うことで、モチモチ・フワフワ・サクサク感を出し
食べ物を美味しくしますが、同時に体の不調を招いてしまうのです。
日本人の8割〜9割の人はグルテンが合わないと言われています。
その理由は、パンなどに柔軟性や弾力性が出る、小麦の性質にあるのです。
小麦粉の特徴が人体には合わず様々なアレルギー症状が出てしまいます。
小麦アレルギー
小麦アレルギーの症状は
- 蕁麻疹・痒み
- 鼻水・くしゃみ
- 腹痛・下痢
- 喘息・呼吸困難
など全身に起こるのです。
アナフィラキシーが起こる場合も!!!
②グルテン過敏症(遅延型アレルギー)/グルテン不耐性
グルテン摂取後、数時間〜数日経って症状が出ます。
症状がすぐに出ず、体の中でゆっくりと進行するので、小麦に限らず遅延型の場合は原因を見つけるのが難しいのです。
小麦アレルギーなどの様に、分かりやすい
- 発疹などの肌荒れ
- 喘息症状
- 腹痛・下痢等のお腹の症状
の他にも
- 疲労感・倦怠感
- 悲しい・やる気が出ないなどの精神的・うつ病症状
- 頭痛・めまい等の症状
- 筋肉や関節の痛み
等の様に様々な症状があります。
セリアック病
体の中にウイルスや細菌が入ると異物として戦うのが通常ですが、同じことがグルテンに対しても起こってしまうのがこの病気です。
そして間違って小腸を攻撃し傷ができてしまいます。
すると栄養が吸収ができずに、下痢や腹痛などのお腹の周りの症状が起こるのです。
似たような症状から過敏性腸症候群とも関わりがあるとも言われています。
元々は発症者数が少なかったのですが、食事の変化により、幼少期の頃からグルテンを摂取する機会が多くなったことで、大人になってから発症する人が増加しているのです。
まとめ
原因不明の体の不調、色々と対策や改善をしても効果が得られなかったのは、実はグルテンに食べたことによって体から危険信号を出していたかもしれません。
もしかして思い返してみると
「あの時食べた〇〇」
なんて多い当たる節が…
そうは言ってもいきなり食生活をいきなりグルテンフリーにするのは
中々簡単なことではありません。
なので少しずつ日々の食事を和食にすることを意識し、
小麦を食べても回数や量を減らすことで
徐々に心も体も慣れていくことができます。
気になる場合は、病院を受診し診断を受けましょう。
コメント