私たち人間の体は食べた物からできており、そこで健康の為に必要になるのが栄養素です。
栄養素は5種類に分けられており、
- 炭水化物(糖質)
- 脂質
- たんぱく質
- ミネラル
- ビタミン
から成り立っています。
これらのどれをとっても体に必要なものなんだって!!!
今回はそのミネラルの中の、カルシウム一種「ミルク」について解説します。
カルシウムについて
まず初めにカルシウムは、体の中に存在するミネラルです。
主に小腸で吸収され、歯や骨を作る元となります。
なので不足すると、丈夫な歯や骨が作れなくなり、弱くなるのです。
その他にも、爪や髪の毛にも栄養がいかなく、
年を重ねたときに、骨粗しょう症の症状も出やすくなるのです。
では、カルシウムを食事で摂取するにはどのようなものを食べればよいでしょうか?!
効率よくカルシウムを摂取するには、牛乳や乳製品がおすすめ!!
その他の食品では
- 魚介
- 海藻
- 豆類
- 野菜
に多く含まれているので、料理にいれて栄養を摂ることができます。
効率よくカルシウムを摂れると紹介した、
牛乳ですが
乳糖不耐症やアレルギーなどの病気・体質によって向いてない人
ヴィーガン・ベジタリアンな食生活な人
ヘルシーな食生活の人
等様々な背景があるので、飲めない・飲まない人がいるのです。
でも、そんな人もそうでない人も牛乳の代替えとしても飲める
植物性のミルクがあるのをご存知ですか?!
知っているものや気になるが飲んでないもの様々なものがあるかもしれません!!!
植物性ミルクについて
次に植物性ミルクとは、植物から作られたミルクになります。
健康や環境にも良いという点から注目されているのです。
しかしミルクの商品は種類も多く、また摂れる栄養も大きく異なります。
それぞれの生活に合ったミルクを見つけられるよう、
今回はおすすめの種類を紹介していきます。
是非参考にしてみて下さい。
豆乳
植物性ミルクの中で、1番馴染みがあるのではないでしょうか?!
大豆から作られ、豆腐になる前の段階の状態です。
多くのお店で売られており、種類もあります。
なので購入しやすく、お料理にも使いやすいですよ。
栄養価が高く、中でもタンパク質・鉄分が豊富!!!
無調整豆乳・調製豆乳の種類があります。
アーモンドミルク
最近、豆乳に並ぶ勢いで注目されているのです!!!
アーモンドから作られており、しっかりとした風味があり飲みやすいですよ。
栄養分も牛乳と似ていてタンパク質や鉄分・ビタミンが多く、カロリーは牛乳の1/2。
植物性ミルクの第一歩目の人も挑戦しやすそうですね。
オーツミルク
アーモンドミルクと同様に、注目度が高まっています。
オーツ麦(オート麦)(燕麦[えんばく])を絞り作っているのです。
クリーミーな味わいですが、クセがなく飲みやすくなっています。
食物繊維が多く、また栄養価が高いので、腸内環境を整えるのに効果的です。
商品によっては砂糖不使用やカルシウムが多く含まれているのものもあります。
バーリーミルク
大麦から作られています。
あまり馴染みのない大麦も、小麦と同じ様にタンパク質が多く含まれていますが、「グルテン」ではなく「ホルデイン」というたんぱく質なのです!!!
味は甘味と香ばしさがあり、飲みやすく、ハマってしまう人も増えているんだとか。
ライスミルク
玄米・白米から作られます。
日本人には身近な食品なので、挑戦しやすいですね。
あっさりとした味わいで、自然な甘みがあり、飲みやすいです。
カロリーは低いですが、カルシウムは含まれていません。
カシューナッツミルク
カシューナッツから作られています。
牛乳や豆乳と質感が似ていて飲みやすいです。
素材本来の味がしっかりとあり、濃厚な味わいの為、そのままはもちろんお料理やお菓子作りにもぴったり!!!
食物繊維が豊富で、その他にも栄養分が多く、中には鉄分も含まれていて、美肌作りに適しています。
ココナッツミルク
ココナッツの中の、白い部分を削り作られているのです。
脂質分が高く、濃厚な甘味のある味わいで、風味も楽しめます。
また、食欲が抑えられ、脂肪燃焼も期待できるのです。
缶で売られているようなものは、飲料用には向かず、お料理やお菓子作りに適していますよ。
ピスタチオミルク
ナッツの女王と呼ばれているピスタチオから作られています。
最近では多くのスイーツに登場していますよね。
濃厚なナッツの風味を味わえます。
豊富な栄養な含まれていて、美容・健康面ではおすすめですが、カロリーが高いので飲み過ぎには注意が必要です。
マカダミアミルク
マカダミアナッツから作られています。
素材本来の風味と適度な甘さが飲みやすいです。
食物繊維や腸の動きを活発化する成分が含まれています。
ウォールナッツミルク
くるみから作られています。
自然な甘味と香ばしい香りが人気です。
健康に良い脂肪成分が含まれ、美肌作りにも効果があります。
ただしカロリーが高めなので、摂りすぎには注意が必要です。
ヘンプミルク
スーパーフードとして栄養満点な麻の実から作られています。
日本では馴染みがあまりありませんが、ミラクルドリンクとも呼ばれているのです。
その理由は、体に取って必要な栄養素が豊富に含まれていることにあります。
中でも、鉄分はレバーの約7倍、食物繊維はサツマイモの約20倍もあるのだとか!!!
フラックスシードミルク
亜麻仁という植物から作られ、見た目と味は胡麻に似ています。
日本では亜麻仁油が有名ですね。
栄養素が豊富に含まれていて、
血液をサラサラにする効果
女性ホルモンの減少を防ぐ効果
食物繊維が豊富で便通改善にも効果があります。
ピーミルク
黄色のえんどう豆から作られます。
意外にも独特の風味がなく、すっきりとした味わいで飲みやすいそうです。
栄養価が高く、低脂肪・高たんぱくでカルシウムも摂れます。
コレステロールがなく、
乳製品、大豆、ナッツ、グルテン全てのアレルギーがフリーなのが特徴です。
まとめ
今回は13種類の植物性ミルクを紹介しました。
ナッツから作られているもの、麦から作られているもの、植物から作られているもの
様々な種類のミルクがあり、栄養成分も同様に異なるものばかりです。
牛乳と全く同じ栄養と摂ることはできませんが、
自分自身の美肌・健康を維持できながら、
牛乳を摂るよりも環境を守ることができるので
用途に応じて選んでみてはいかがでしょうか。
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